経理に転職 経理屋が天職

経理の仕事を知ってから、何回転職したってやっぱり経理屋さん

経営層に喜ばれる資料

■<経理>経営層に喜ばれる経理資料
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月次決算報告。皆さんの会社でも行われていると思います。

私は、税理士事務所勤務時代は月次監査の立場から、そして企業の経
理屋になってからは、社内に決算状況及び主要な経理データを報告す
る立場として、月次決算報告資料を見てきました。

その多くは、財務諸表に始まり各種分析資料、推移表等、数値でびっ
しりと埋め尽くされたものばかりでした。

報告者は、その資料についてこと細かく説明していくのですが、報告
を受ける人達にとっては、はっきり言って「退屈」以外の何者でもあり
ません。聞いているふりして眠ってしまう人さえいたほどです。

このように、聞く人に受け入れられない資料を「自己満足」資料と言
う人もいます。

“「ここまで詳細に分析しました!」と見せているだけ・・・”

納得してしまいます。

こういった資料を歓迎するのは、税理士の先生や公認会計士の先生方
そして経理部門等といった経理専門職の人達だけです。
他の人から見れば数字が羅列してあるだけの睡魔に襲われる(笑)資
料でしかありません。

●関心を持ってもらうために

では、どうすればよいか?

絵(図)として表現するのです。
これは前回でも書きかましたが、非常に有効です。

貸借対照表を例にご説明しましょう。
1.まず、左右に大きな箱を書きます。

2.まず左側を「資産」」として2つに区分し、上段を「流動資産」、
下段を「固定資産」に分けます。色分けをすると見やすくなります。

3.そして、各箱の中に、各資産を構成する主要な科目のみ、数値を入
れます。流動資産なら「現預金」、「売掛金」、「短期繰延税金資産
」位でしょうか。
固定資産は「有形固定資産」、「無形固定資産」、「その他投資(長
期繰延税金資産は再掲として表示した方がよいでしょう。)」を表示
します。

4.右側の箱についても「流動負債」、「固定負債」、「資本の部」に
区分し、それぞれ主要な勘定科目を表示します。
資本の部については利益剰余金(当期純利益は再掲)も表示させると
よいでしょう。

ここで配意していただきたいことは、会社によって、着目する勘定科
目が異なるので、その科目については表示させるべきだということで
す。
有利子負債を多く抱える会社ならば、長短借入金については表示させ
るべきですし、社員数が多い会社なら退職給付引当金残高が分かるよ
うにすることがポントとなります。

5.損益計算書については簿記で学んだような図(左が原価・販管費、
右が売上、雑収入等)にすると、説明がしにくく、かえって混乱を招
く事態になるかもしれませんので、シンプルな表にすると良いと思い
ます。
シンプルにする箇所は原価と販管費の構成になります。
全科目を並べ立てるのではなく、主要な科目だけを表示、他の科目に
ついては「その他」でまとめてしまって良いでしょう。
原価なら材料品費、外注費、労務費、その他、販管費なら労務費(
必要に応じて賞与を別掲)、交際費、その他etc・・・

このように、シンプルにまとめることで、上層部に対し、必要な情報
を受け入れてもらえやすくなることができます。

●シンプルにすることは「報告しない事項」が潜むことになる。

ただ一点注意いただきたい事は、シンプルにまとめることで、報告し
ない事項が生まれる、ということをご承知おき下さい。
くどいようですが、ご自分の会社の状況をよく把握し、その上で説明
が必要な情報をピックアップし説明してほしいと思います。

この他に、売上や外注費等、また営業利益や経常利益等の推移をグラ
フにして説明すると、効果が倍増します。

私は上司の指導のもとこのやり方に変更し、それまで存在すら軽視さ
れていた経理部門を、管理部門の花形(笑)に変身させることに成功
いたしました。

このやり方が絶対良い、ということではありませんが、上層部への報
告資料の作成についてお悩みの方がいらっしゃいましたら、ご参考に
していただけると嬉しく思います。

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