経理屋が天職(転職)なのです!

何回転職したって、やっぱり経理屋さん

ソフトウェア開発業の経理屋さん

●今回から新企画として、業種別の経理業務の特徴を見ていきたいと
思います。

どの企業でも必ず行う、現預金残高照合や入金・支払状況確認等につい
ては割愛させていただきます。

第1回目は、ソフトウェア開発関係の企業における経理業務の特徴を
見ていきます。


●建設業の経理とほぼ同じ

ソフトウェア開発は短いもので1ヶ月程度、長いものになると年度を
跨るものがあります。
請負開発でしたら、費用収益対応の原則から、お客様に納品(売上計上)
するまでは、要した費用を「仕掛品」として棚卸資産に計上します。

このように個別原価管理し、納品したソフトウェア毎に売上と原価を計上
していく仕組みは建設業の経理と全く同じです。
建設業では、例えば「鍵の引渡し日」が売上計上日(原価計上日)であります
が、ソフトウェア開発業の売上計上日(原価計上日)は、お客様にCDや
ドキュメント等を納品した日になるわけです。

●社内利用目的で自社開発したソフトウェア

この取得価額は、製作した社員の労務費(給与、法定福利費等)や家賃、
使用した固定資産の減価償却費等が含まれます。
よく聞く話ですが、労務費以外は算定が煩雑であり かつ、影響額が軽微
であることから、取得価額から除いてしまうといったケースが見受けられ
ますが。これは誤りです。面倒がらずに、適正に算定しましょう。

また、当該ソフトウェアがその役目を終え、除却することとなった場合
ですが、形のないものであるため、除却の日を明確にするために、当該ソフト
ウェアの除却についての社内稟議等を残す必要があります。
これは重要なポイントですので、きちんと実施したいものです。

●パートナー会社の外注費の計上先

Aというプロジェクトを遂行するため、パートナー会社に役務提供して
もらう場合、そのプロジェクト作業の合間に別のプロジェクトの手伝いを
そのパートナー会社に依頼することがあります。

この場合は、パートナー会社に支払う「外注費」の計上先は役務提供して
いただいたプロジェクト毎に適正に計上する事になるのは言うまでもあり
ません。パートナー会社から稼動報告書を提出してもらい、内容に応じて
外注費を各プロジェクトに配分することを忘れずに行いましょう。

●ソース開示料の経理処理
ソフトウェアを請負開発する場合、著作権等で保護されたソースを利用
することがあります。このとき、ソースの開示料を支払うことになりますが
経理処理は以下の2通りとなりますので、状況により適正な処理を行こと
になります。

 1・当該ソースをそのソフトウェア開発にのみ使用するケース
  これは、開示を受けたソースをその開発以外に使用しないことを説明
  できる証憑類を保管する必要があるのですが(これを証明するのは
  かなる難しい)、それをクリアできたときは、売上原価として
  費用計上することが可能です。

 2.当該ソースを他のソフトウェア開発にも使用するケース
  ソース開示料は「無形固定資産」(耐用年数5年)として資産計上します。

※上記の経理処理は、私が実務上行ってきたものではありますが、
いち経理屋としての知識・ノウハウに過ぎないため、
皆様が実際に経理処理を行う場合には、公認会計士や税理士等の専門家から
的確な指導をいただくようお願いいたします。


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